優しい気持ちを取り戻せ! 小動物とカフェデートを楽しんできた! 後編
カフェって癒されますよね。
あと、小動物って癒されますよね。
その二つの癒しを同時に手に入れられる夢のようなカフェが、竪町にありまして。
今回は、優しくもデリケートな時間を過ごしながら、あわよくばオトナの優しさについて学んでみます!
「優しい気持ちを取り戻せ! 小動物とカフェデートを楽しんできた! 前編」はこちら
鼻毛:店の中が、温かい・・・ってか、暑くないですか?
ちょっとエアコン緩めてくれませんかね。ええ、面倒な客です。
谷口:ハリネズミは温度にも敏感ですし、常に空調で25度をキープしてあげないといけませんので・・・
致しません(笑)
あと、音にも敏感で、子供の高い声でもストレスを与えてしまいます。
優し~く声をかけてあげると、(懐くというよりは)慣れてくれますよ!
鼻毛:僕は得意の(?)バリトンボイスで接しますので大丈夫です!・・・
さておき、そんなにデリケートなら矢継ぎ早にお客案が来るだけでストレスになるのでは?
谷口:なので、裏の部屋には23匹のハリネズミが常駐していて、
基本は静かな場所で過ごして時々ひょっこり店に顔を出してくれます。
谷口:もちろん、ツンツンしてあげるのもOKですが、あくまでも優し~く。緊張すると毛が(バーッて)ツンツンしますので!
気ままな性格ゆえ、自宅で飼育する場合は「直接かまうより、トイレをこまめに掃除するなど、環境をしっかり整える裏方として、目を離さない程度に見守ってあげてほしい」と谷口さん。遊んであげるのではなく、遊んでいる姿を微笑ましく眺める母親・・・むしろ聖母のような対応が不可欠な模様です。
鼻毛:なるほど。もはや、「小さな動物と戯れてる私かわいいでしょ!」みたいな
SNS向け自撮りなんて問題外なワケですね!
本当に小さい動物なので(相対的)小顔効果もないでしょうし・・・ザマア!
(※鼻毛の森さんの個人的感情です。)
そのツンツンぶりに、家族もデレデレ。
谷口:10代のカップルから孫に連れられたご年配まで・・・
県外からのお客様も多くいらっしゃいますね。
ハリネズミを飼いたいって若い子が何度も通って家族の懐柔策(説得方法)を考え、
最後は家族総出でご来店!・・・なんて場面も多々あります(笑)
鼻毛:なんか「親に恋人を紹介します」に似た緊張感ですね!
谷口:家族の方がメロメロになる確率が高いので、その例えは間違いですね(笑)
『つんつん』のハリネズミたちは、家族の心の琴線も確実にツンツンしてくれるようです。
まだ見ぬ優しさを解き放つ・・・それがハリネズミカフェ
いやあ、シンプルに可愛い・・・愛おしかったですよ!ハリネズミ。
実はハリネズミはモグラの一種、なので暗くて狭い場所が大好きなんだそうで。
そうか!なんか親しみ深いと思ったら、むしろ僕と似たおひとり様気質(※陰湿なだけ)
・・・むしろ僕の方が(愛おしい)ハリネズミなのかもしれません。
そんな、自分にも優しくなれるカフェ『つんつん』。
「最近ツンツンしてるなあ・・・私」なんて黄昏たアナタは、シバヅケを食べる前に(古い!)ふらりとお立ち寄りください。
余談ですが、谷口店長も癒し系・・・
もとい、ハリネズミタイプかも(失礼)
(了)