「武家屋敷跡にあるというウワサのかなりアメリカンなホットドッグ屋さんに行ってみた」後編

マチアソビ研究員としてマチの調査をして気づいたことがあります。

金沢のマチ、めちゃくちゃ奥が深い。

 

今回調査したのは、長町の由緒正しい武家屋敷跡。

 

 

加賀藩の藩士がかつて暮らしていたというその街並みは、

平成の今も変わらぬ姿で人々の暮らしを見守っています。

 

皆さんはご存知でしょうか。

その歴史的価値から、観光地としても名高い長町武家屋敷跡の一角には

陽気な店主が営む、かなりアメリカンなホットドッグスタンドがあることを…。

 

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ノスタルジックな空気が漂う武家屋敷の中に

不意に現れたアメリカ。

一体どんな人がやってるんだろう、とりあえずホットドッグを注文してみよう

 

 

こんにちはーーー!!!ホットドッグくださいな!!!

 

 

作ってくれるのはこのお兄さん。

Street Vendor オーナーの岡田泰典さん(yasuさん)です。

 

 

笑顔が素敵すぎる

 

S太「なんで武家屋敷でホットドッグ屋さんを?」

 

yasu「もともとゲストハウスがやりたかったんですよね。

前にゲストハウスで働いてて、海外もあちこち旅行してたんで。

で、武家屋敷で物件を探してたんですけど、ここはゲストハウスにするにはちょっと小さすぎたんです。

 

だからホットドッグ屋しようかなって。

金沢だと誰もやってなかったし」

 

情報が多いな〜〜〜

 

S太「え?海外もあちこち行ってたんですか!?」

 

yasu「そうっすね、シンガポールとかパラオ、ニュージーランド…

あとアメリカも。ハワイには一年ぐらいいましたね」

 

S太「アクティブお兄さんじゃないですか…」

 

yasu「いや、でもあったかいところばっかで。

海外を転々としていたわけでもないし、チケット代と一カ月分の生活費だけこっちで用意して行くって感じでした。

世界を旅行したいっていうよりは、行きたいところに行こうと思って、その目的地が海外だったって感じでしたね」

 

S太「あっ、めちゃくちゃイケてる人だ」

 

yasu「まあ今も観光で来てる外国人のお客さんに声かけまくってるんで、その辺は海外とかゲストハウスと変わらないですね」

 

 

 

 

yasuさんの手元にあるのはアルバム。

 

お客さんに名前を書いてもらうステッカーをお店に貼って、貼りきれなくなったらアルバムに移すそうです。

 

後ろの黒板もお客さんのメッセージがたくさんお客さんとの関係を大切にしてるな〜

 

S太「改めて聞きますけど、なんでホットドッグスタンドを?」

 

yasu「ただ働くのとか全然やりたくなかったんで、どうせならやりたいことやろうと思って。

 

何か始めようと思ってた頃も海外には行ってたんで、海外の人と交流できる場を作ろうと思ったんですよね。

それがゲストハウスだったんですけど」

 

S太「ふむふむ…」

 

yasu「でもスペース的に厳しいことがわかって。

 

アメリカで食べてめちゃくちゃ美味しかったホットドッグを日本のみんなにも食べてほしいなっていうのはずっとあったんで、じゃあそれをやろう!と思って。

 

あとホットドッグってなんかサクッと作れそうじゃないっすか」

 

S太「うんうん(…ん?)

 

 

yasu「もともと飲食店の経験もないし、あんまりやりたくなかったんすよね!

ホットドッグならパンにソーセージ挟むだけだし楽だな〜!!と思って」

 

 

S太「なるほど〜(雲行きが怪しくなってきたな)

 

 

yasu「レモネードもイベントで使うからって作ったのが好評だったんで店でも出すようになったんですよ!

俺はホットドッグを作りたいだけだったんで、最初は缶ジュースとかで乗り切ろうと思ってたんですよね!!」

 

 

S太「ほほ〜(あっ…この人めっちゃ自由だ…)

 

 

yasu「まあでもホットドッグってアメリカでは本当にカジュアルな食べ物なんで。

向こうのはパンも軽いしソーセージもあっさりなんですよね。

だからそこの再現はすげー頑張りました。

 

ソーセージの肉感とかパンのモチモチ感じゃなく、あくまでもライトさを追求しましたね」

 

S太「ホットドッグに対する熱い想いもちゃんとあるんか〜い!よかった〜!

 

 

 

2ショット写真なのに白衣にサングラスの男が絵面のインパクトで霞むことがあるのかよ

 

yasu「お金を稼ぐことが目的じゃないんです、この店は。

アメリカで食べてめちゃくちゃ美味しかったホットドッグを金沢で食べてほしい。

地元のお客さんや、観光客のみんなと触れ合える場所が欲しい。

 

で、今は地元の人が観光客の人たちと一緒にホットドッグを食べながら武家屋敷の話をしたりして、

ちょっとした観光案内所みたいになってる。そういうのもなんか、いいなと思うんですよね」

 

S太「観光客と地元の人が触れ合える場所になってるんですね!素敵だ…。

ところで、そのソーセージのサングラスっていつもかけてるんですか?」

 

 

yasu「いや、今日初めてかけましたね」

 

S太「う〜〜〜ん自由だな〜〜〜〜〜!!!!!」

 

武家屋敷にあるホットドッグスタンドは、めちゃくちゃ自由で熱いお店でした。

 

本格的な本場のホットドッグが味わえて店主のyasuさんもガンガン話してくれる「Street Vendor」、ぜひ遊びに行ってください!

 

Street Vendor

住所:金沢市長町1-3-10-3

営業時間:10:00〜17:00

木曜定休

 

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