マチナカゆるキャラ最前線① 歴史と調和する「きまちゃん」に会ってきた! 後編
マチナカゆるキャラ最前線①
歴史と調和する「きまちゃん」に会ってきた!
皆さーん!「ゆるキャラ」をご存知ないわけないですよね。
地域・企業・団体の各種キャンペーンやPRを担う“ゆる~いマスコットキャラクター”の略称となるソレは、愛くるしさや最大限に引き出したビジュアルで、我々の日常に癒しを与えまくってくれる人気モノ!今回は、金沢の“マチナカ”で親しまれる「ゆるキャラ」を訪ね、その魅力に肉迫してきました!
マチのゆるキャラきまちゃん誕生の秘密に触れる
「マチナカゆるキャラ最前線① 歴史と調和する「きまちゃん」に会ってきた! 前編」はこちら
女性や子供、海外観光客を中心とした“盛り上がり”に乗り、
(石浦神社)オリジナルのグルメガイド「きままっぷ」の発刊(運営)や、
和テイストのクラフトビール「きまビール」、
コーヒーブランドとコラボした「きまるジャロ」の開発など
地元 “飲食”にも大きな影響を与えはじめている「きまちゃん」。
外食産業に従事した(長谷さんの)サラリーマン時代のキャリアが次々と結実しており、
もとより“恋愛成就”で知られる神社には、今や各企業からの“相談”も多数なのだとか。
ああ、僕も相談したい。将来のこと。
境内には「露店」らが(半)常設で、年中お祭り状態なのも現宮司(長谷さん)の仕掛け。
「もとより、神社は町で一番最初に建てられるものでした。
その周辺を屋台が囲み、門前町が出来、働き手が出来て大きなが出来る・・・
その自然な賑わいを僕の代からまたやろうと。」と長谷さん。
バー屋台には何か国語にも精通するスタッフが常駐し、
ちょっとした観光案内所としても機能しており、「結果的に参拝客も増えた」そうです。
なお、「きまちゃん」の貢献度から、本殿前を守る勇壮な狛犬や境内内『広坂稲荷神社』の“逆さ狛犬”に続く “像”化も視野に入れているそうで、「きま犬」という名称も内定しているのだとか。
ダジャレって・・・もはや万能ですね(笑)
未来“色”に染まる「きまちゃん」
『石浦神社』2,200年の歴史の中で、現宮司(長谷さん)と「きまちゃん」は極めて異端!
「先代が存命ならすべての行動が怒られるでしょうね」と本人もおどけますが、
今の時代に“誰でも(日常的に)来られる”神社本来のカタチを再現させた要因は、
「きまちゃん」をはじめとした斬新かつ豪快な取り組みに違いありません。
ちなみに現在純白の「きまちゃん」はこの先、
“7色(レインボー)展開”を見据えているとか・・・
もう、何色にでも染まってください(笑)